世界が認めるインダストリアルデザイン 1944年にデンマークのコペンハーゲンで設立された「ボダム」。早くからインダストリアルデザインの重要性に気づき、1950年代から独自の商品開発を始め、「身近な道具に良いデザインを」という思想を体現してきました。独自のアイデアが光る「ボダム」の製品は数々のデザイン賞を受賞し、現在は世界55カ国で販売されています。

スウェーデンを拠点に活動するタフは、年齢を問わずに日々使えるコレクションをデザインしました。 子どもにとっての大皿が、大人にはサイドプレートになるような、サイズと用途の関係に着目したデザインは、一つの使い方にこだわらずに、使い手が想像力を働かせることで、様々な機能に対応します。アイスが溶けたモチーフや、スタンプなど遊び心の溢れたアイデアから生まれたシリーズです。

三重県四日市市で生産される『萬古焼』。土の配合、成型、台を回しながら削るなど、数ある工程は熟練の職人技を必要とします。 三重県四日市市で生産される『萬古焼』の陶板です。深さもあり、焼き物だけでなくしゃぶしゃぶなどにもお使い頂けます。食卓にそのまま出すこともでき、ひとつあると何かと重宝するアイテムです。

三重県四日市市で生産される『萬古焼』。土の配合、成型、台を回しながら削るなど、数ある工程は熟練の職人技を必要とします。 三重県四日市市で生産される『萬古焼』の土鍋です。しゃぶしゃぶや鍋料理はもちろん、炊き込みご飯などにもお使い頂けます。食卓にそのまま出すこともでき、ひとつあると何かと重宝するアイテムです。鍋つかみ付き。3から4人用。

熱伝導に着目したアイスクリーム専用スプーン 「15.0%」はアイスクリームをもっともっと大好きになってもらうために誕生したブランド。その名は「アイスクリーム＝乳固形分15.0％以上」という日本の成分規格に由来します。熱伝導率が高いアルミニウム素材のスプーンは、握った手の熱を伝えることで、冷凍庫から出したばかりのカチカチのアイスクリームを溶かしながらすくい出せる優れものです。「スプーンの縁に接しているアイスクリームが目に見えて溶けていくのがわかったときには安心しました」。デザイナーの寺田尚樹氏は、試作品の完成時をこう振り返ります。スプーンの握り具合や重さのバランス、熱伝導率を最大限に高める形状を研究し、製品化した「15.0％」のアイスクリーム専用スプーンは、2011年度グッドデザイン賞をはじめ数々のデザインアワードを受賞しています。

左官の技術や材料(珪藻土)を用いてつくられたsoil。 保湿性や吸水性に優れ、呼吸する素材としても注目される土の特性をそのままに、自然の恵みを凝縮させたナチュラルで心地のよいデザインが特徴です。 「 珪藻土 」と「 ひる石 」2つの素材配合により、さらに吸水性がアップしたコースターです。鉱物結晶により、角度によってキラキラとするテクスチャとセンターのラインが特徴です。水分をすばやく吸い取り、時間がたつと自然に乾燥します。水分は中に吸い込まれるため、表面はサラサラでさっぱりとした感触を体感できます。中央の凹みラインにより、吸水面が増え、よりひっつきにくくなりました。

まさに「鍋好きのための鍋」。開発者自ら理想の鍋と称するデザイン性の高い銅の卓上鍋です。 江戸時代初期から金物産業が盛んな新潟県燕市は、今や世界でもその名が知られた存在。そんな金物作りの産地が、とりわけ品質を求めて作った調理器具シリーズが『肴七味（ななみ）』です。中でも、この鍋は開発者自らが理想の鍋と称する「鍋好きのための鍋」。「鍋は煮え際を食す料理である・・・。」という一念のために、大きさ、深さ、火の回る早さなどを徹底的に検証し、素材には熱伝導のよい銅を採用しました。鍋の傾斜や、軽量で手ごろな大きさなど、随所に工夫が詰まっています。

短時間操作で満足な仕上がり、粉をこぼさずフィルターへ 毎朝美味しいコーヒーで一日を始めたい。挽きたての香りをいつでも愉しみたい。手挽きのコーヒーミルだと疲れてしまうなど、もっと手軽に美味しいコーヒーを愉しみたいという方にオススメなのがこの「ラッセルホブス コーヒーグラインダー」です。パワフルな電動タイプで、10秒前後スイッチを押すだけでムラなく豆を挽くことができます。コーヒーの風味をより長く保つために豆のまま保管し、コーヒーを淹れる直前に豆を挽く。そんな至福の一杯を堪能するためのアイテムです。

強く、美しい、カタチ これまでの常識をひっくり返し、素材、技術、カタチ、全てを一から考え直しました。永く使い続けてもらうために、ガラスと樹脂を掛け合わせた新素材を開発。熟練した日本の職人の技術によって、表現が難しかったデザインを実現し、環境に優しく、暮らしを豊かに彩るカタチ。先進と伝統の技術が融合して生まれる、新しい食器です。

日本酒好きに贈る、秋田杉のぐいのみ 明治7年創業の老舗「栗久」は秋田の曲げわっぱを代表するメーカー。使い手のニーズと向き合いながら、おひつや弁当箱、カップなど食卓まわりのプロダクトを作り続け、グッドデザイン賞を18回も受賞しています。曲げわっぱには、杉材の中でもっとも美しい木目を持つ年輪の柾目を使用。柾目部分を薄く剥ぎ、熱湯につけて柔らかくしたものを、型に合わせて素早く曲げて乾燥させます。乾燥させたら桜皮で縫い留め、底面をわずかな隙間もできないようはめ込み、ヤスリをかけて完成させます。工程はすべて職人による手仕事で行われ、誕生当時から変わらぬ技法で、時間と手間を惜しまず一つひとつ丁寧に作られています。ぐいのみは熱燗を注ぐこともでき、杉の香りによってまろやかな味わいに。日本酒好きの方に喜ばれること請け合いです。

使うほどに味わい深く経年変化が楽しめる国産杉のお重 国産杉の柾目材を贅沢に使用して作られたお重。柾目材とは木目が平行に通るように加工した材の事。歪みにくく、茶室の柱にも好まれます。和の雰囲気が漂いながらも、カジュアルに日常使い頂けます。杉は比重が小さく、1段あたり約100gととても軽量なので、風呂敷に包んで野外に持ち出したり友人宅のホームパーティーに手料理を持参したりと活躍の場が広いのが嬉しい。吸湿性があるので料理が蒸れにくく、各段においしく上品にも見えます。華やかなお節料理を、より美しく引き立てる杉のお重があれば、正月の食卓は間違いなし。天然木の質感を残しつつ木地をしっかり保護するプレポリマー塗装により、油染みや匂い移りを防ぎます。使い終わったら食器用洗剤で綺麗に洗えます。経年によって少しずつ色目が濃くなる杉は、その変化も楽しめる愛用の道具となります。

透明な硝子に色硝子を薄くかぶせ、大胆で深いカットを施す江戸切子。美しい和の模様が浮かび上がります。 一つ一つ熟練の職人によりカットされる手作りの江戸切子。竹籠の編み目に由来する六角龍目模様。江戸時代の面影を強くとどめる伝統的な意匠です。【木本硝子】昭和6年創業の硝子製品専門の問屋。下町の硝子工場や江戸切子の職人、デザイナーやクリエイターとタッグを組み、硝子製品をプロデュースしています。問屋ならではの視座を活かし、時代にあった新しい製品を提案し続けています。