ミッドセンチュリーモダンを代表する家具ブランド Knoll Studio（ノル スタジオ）の CITTERIO COLLECTION KLISMOS CHAIR WITH ARMS AND WOVEN BACK（チッテリオ コレクション クリスモスチェア ウーヴンバック）は、古代ギリシャの「KλισμÓÇ（（Klismos）」を現代的に再解釈し、独創的な素材とダイナミックでスリムな形状の組み合わせを通して、現代的なアプローチで表現されたアームチェアです。

ベルギー・アントワープ出身のデザイナーMaarten Van Severen（マールテン・ヴァン・セーヴェレン）は、1980年代半ばに家具の製作を始めました。 彼のデザインは、シンプルな形と快適性が特徴です。Vitra（ヴィトラ）との協働は1996年に始まり、「ヴァン・セーヴェレン コレクション」が生まれました。.05（ゼロファイブ）は滑らかな美しいフォルムが印象的です。このデザインはミース・ファン・デル・ローエが提唱した言葉「Less is more（少ないことはより豊かなこと）」を彷彿とさせるコンセプトです。一見すると控えめでスリムなデザインのゼロスリーですが、座った瞬間にその快適性に驚きます。弾力性のある一体型のポリウレタンフォームで作られたシートシェルは、背もたれに埋め込まれたバネによって支えられ、柔軟性のあるキャンチレバー構造との組合せによって、驚くほど快適な座り心地です。後ろに傾くと、背もたれの上部がわずかに曲がり心地よい感覚を生み出します。

FOLLY（フォーリー）は、イタリアで設立された家具・家庭用品ブランドMagis（マジス）のダイナミックで柔らかな曲線が一際目を引く大型ベンチ。斬新な家具をデザインするイスラエル出身のデザイナーRon Arad（ロン・アラッド）が彫刻的でオブジェのようなこのベンチをつくりました。ポリエチレンの回転成型によって作られ、8～10人が座ることができます。カラーもラストブラウン＝さび茶色で、アウトドアでの使用も可能で、屋内･屋外どちらの空間にもなじむ落ち着いた色みとなっています。

安全面にも配慮した丸みを帯びた一筆書きのようなフレームラインが特徴的なベンチPOOL（プール）。誰でも気軽に腰を下ろして、さっと使えるように、フレンドリーな表情とアクセスの良さにフォーカスしたデザイン。複数台を組み合わせて多様なレイアウトが楽しめるように、多数のバリエーションを展開。ベンチとテーブルを組み合わせで、バルコニーや大きな広場や商業施設などに並べて設置できます。

アルヴァ・アアルトが手掛けた「66 チェア」は、シンプルで分かりやすい構造と普遍的なデザインをしています。頑丈なフィンランド産のバーチ材を用いた広めの背もたれは、腰掛けると程よくしなることで快適にくつろぐことができます。また、大きく穴のあいたデザインは、椅子にかける時の引きや持ち運びに便利です。ベーシックなバーチのクリアラッカーのほか、さまざまな色のバリエーションを揃えています。

砧コレクションのN-DC02 ダイニングチェアは、コペンハーゲンの中心部に拠点を置くデザイナーのNorm Architects （ノーム・アーキテクツ）がカリモクの工場を視察し、職人と現場でワークショップを行った結果生まれたピースです。既存のパーツをアップデートすることで、日本とスカンジナビアのデザインが持つ審美性を融合。構造はシンプルながらも、暖かく、親しみやすい、クラシックチェアを生み出しました。

2022年6月開催のミラノデザインウィークで初披露された日本発のグローバルアライアンスブランドKOYORI（コヨリ）。そのファーストコレクションのひとつである、KAWARAARMCHAIR（Kawara アームチェア）は、大きな箱のような非常に柔らかい殻の中に包み込まれる心地よさを持ったダイニングチェアです。

ベルヴィルとは、クリエイティブな人たちが集うビストロ、バー、カフェで賑わっているパリの地域の名称で、街の雰囲気と、クラシックなフランスビストロの装飾からインスピレーションを得て、コンセプトと商品開発を行いました。ベルヴィルの魅力は、クラッシックなテイストにもモダンなテイストにも合い、同時に素材や構造は、ミステリアスな雰囲気で好奇心をそそります。Ronan & Erwan Bouroullec（ロナン & エルワン・ブルレック / ブルレック兄弟）によるBELLEVILLE ARMCHAIR WOOD（ベルヴィル アームチェア ウッド）は、洗練された技術によってできたダイニングチェアです。プライウッドの成形合板を用いたベルヴィルチェアウッドは、木製のシートによって暖かみのある雰囲気が特徴です。スレンダーな黒のフレームは、脚や背面に向かって書道の線を思わせるようなラインを描いています。一方シートシェルは、広めの座面が背もたれにかけて細くなっていき、非常に薄いシェルを支えています。床置きで5脚までスタッキング可能です。

Ariake（有明・アリアケ）は、佐賀県発の家具ブランド。日本や北欧など各国のデザイナーとコラボレーションし、世界に発信しています。コペンハーゲンに拠点を置くデザインスタジオ、Norm Architects（ノーム・アーキテクツ）は、佐賀県で行われた有明のワークショップ中で、工場、組立ライン、倉庫、シャワー室のあちこちに興味深いものをたくさん発見しました。その特徴のある様々なもを取り入れながら職人たちと一緒にこの椅子を製作することを決め、大きさや細部を細かく話し合いながら作業していきました。それは楽しくて、素晴らしい作業プロセスで、その結果、古いものと新しいものに影響を受けた作品「OUTLINE CHAIR（アウトライン チェア）」が誕生しました。

MG501 PAPER CORD CUBA CHAIR（MG501 ペーパーコード キューバチェア）は、デンマークの家具メーカーCARL HANSEN & SØN（カール・ハンセン＆サン）のラウンジチェア。同国出身のMorten Gøttler（モーテン・グットラー）によって、1997年にデザインされました。MG501 キューバチェアは、フォルムの美しさと機能性を追求したモダンデザインの典型です。折りたたみ式の椅子を追求してきた先代デザイナーたちの影響が色濃くあわられた一脚といえます。

イタリアの家具ブランドZanotta（ザノッタ）のAllunaggio（アルナッジョ アウトドアスツール）は、1965年にAchille & Pier Giacomo Castiglioni（アキッレ・カスティリオーニ & ピエル・ジャコモ・カスティリオーニ）によりデザインされたアウトドアスツールです。

VOIDO ROCKING CHAIR（ヴォイド ロッキングチェア）は、イタリアで設立された家具・家庭用品ブランドMagis（マジス）のポリエチレン製のロッキングチェアです。彫刻のような斬新な家具をデザインするRon Arad（ロン・アラッド）がオブジェのように美しいチェアを作りました。「Voido＝無限」という名の通りの「∞」マークの形状が特徴的です。お部屋でのリラックスタイムのお使いいただくのもおすすめです。思いのほか、ゆったりと気持ちいい座り心地。2007年、インテリア・イノベーション賞ベストアイテム賞を受賞し、シカゴ美術館のパーマネントコレクションに選定（2007年）されました。