POLLOCK ARMCHAIR（ポロック アームチェア）は、ミッドセンチュリーモダンを代表する家具ブランドKnoll Studio（ノル スタジオ）のラウンジチェア。アメリカで活躍したデザイナーCharles Pollock（チャールズ・ポロック）によるデザインです。1964年から1979年に製造され、「スリングチェア」または「657」と呼ばれた椅子は、2015年に「ポロックアームチェア」として復刻しました。スチールパイプとレザーの異素材のコンビネーションが美しい上品なデザインです。

いつの時からか私達の暮らしに当たり前のように存在しているアームチェアのデザインに、軽やかで有機的なカーブを描くフレームを組み合わせた41 アームチェア パイミオは、家具デザインの歴史に衝撃と革命をもたらしました。カンチレバーのフレームに固定された座席は、まるで宙に浮いているかのようで、驚くほどの弾力性で腰かける人の体を受けとめてくれます。木材は時間の経過とともに変化し、それぞれの個性に応じて歪みが生じてくるため、41 アームチェア パイミオが生まれた当時から、肘掛けを兼ねたフレームは、分厚いひとつのフレームを半分に分割して両端に設置する方法で製造されています。そのため、時を経ても、座面を両端で支えるフレームのバランスは崩れないのです。

アルヴァ・アアルトのデザインによる64 ハイスツールの前後左右が対称なデザインは、向きを選ばず配置でき、家のキッチン、カフェやバーのカウンターなど、あらゆる場所を現代的に彩ります。アルヴァ・アアルトが開発した｢Ｌ-レッグ｣を応用した四本の脚に、足置きの役割を果たすリングをもつ64ハイスツールは、幅広い色や仕上げのバリエーションを備えています。

CH24 SOFT BY ILSE CRAWFORD（CH24 ソフト バイ イルス クロフォード）は、デンマークの家具メーカーCARL HANSEN & SØN（カール・ハンセン＆サン）のダイニングチェア。別名「Yチェア」の名でも広く知られる、Hans J. Wegner（ハンス J. ウェグナー）の名作です。1949年、ハンス J. ウェグナーがカール・ハンセン＆サンとデザインしたオリジナルモデルCH24（Ｙチェア）は、その斬新なフォルムからモダンデザインの名作として世界的に知られてきました。アームと背もたれを一体にするという、それまでの椅子デザインに見られなかった斬新な試みをしています。そしてこの曲木製のアームに安定性と心地よい使用感を与えるのが、印象的なY字形の背もたれ。この形状からYチェアと呼ばれるようになりました。完成に必要な製作工程は100以上で、そのほとんどが職人の手を通して作られています。座面にペーパーコードを張る作業は、熟練した職人でも1時間を要する重要な工程。1脚あたり、120メートルの強度と耐久性に優れたペーパーコードを使用し、長年にわたって使用できる座面を作り

ニューノルディックデザインを代表する北欧の家具ブランドMuuto（ムート）のVISU CHAIR（ヴィスチェア ウッドベース）は、木製の椅子に新しい視点をもたらしたダイニングチェアです。フィンランドのデザイナーのMika Tolvanen（ミカ・トルバネン）は、緩やかなシルエットに人間工学に基づいた機能性を融合させ、快適な座り心地を実現しました。木材をプレス加工した背もたれと座面の微妙なカーブが自然に身体とフィットし、長時間座っていても疲れにくくなっています。また、このデザインはどことなく親しげで優しい表情を醸し出しています。

アルミチューブとプライウッド合板という異素材を組み合わせたシンプルなスツール。軽量に作られており持ち運びも容易。座面のプライウッドは耐久性やメンテナンス性に優れ、半屋外での利用も可能です。特殊な加工が施されたプライウッドは水に強く、利便性のみならず高いメンテナンス性も実現しています。

ジャスパー･モリソンは、ここ数十年来、最も成功したプロダクトデザイナーの一人です。 彼は、「本当に良いデザイン」とは何かを追求し、「スーパーノーマル」という独自のデザイン哲学を掲げています。「スーパーノーマル」を体現したかのような主張し過ぎないシンプルなフォルムと、暮らしやオフィスなどあらゆる場面に対応する実用性を兼ね備えたプラスチックの一体成型シェルが、ハルチェアと一連のシリーズ、ハルファミリーの最大の特徴です。Jasper Morrison（ジャスパー・モリソン）によるHAL ARMCHAIR WOOD（ハル アームチェア ウッド）は、多彩なハルファミリーのひとつで、アームレスト付きのオーガニックなシルエットです。プラスチック製のシェルと木製の脚の組み合わせが特徴的です。シートシェルは8色から、脚はシンプルでどんなインテリアにもマッチするライトオークと、重厚感のあるシックなダークオークを組み合わせてお選びいただけます。

Jasper Morrison（ジャスパー・モリソン）がデザインしたHAL STOOL（ハル スツール）は、バリエーション豊かなハルファミリーのひとつです。シンプルで安定性に優れた4本脚の構造で、お手入れのしやすいプラスチック製のシェルは8色から選択できます。ハル スツール ミディアムは、低めのカウンターテーブルに適したスツールです。ハル スツール ハイは、標準的なバースツールの高さです。

オーガニックチェアは、彫刻のようなフォルムは時代を先取りしたデザインでしたが、当時の技術では量産する事ができませんでした。1950年代になると、チャールズ＆レイ・イームズの名作、プラスチックアームチェアや、エーロ・サーリネンのチューリップチェアのような背もたれと座面が一体成型のシェルを量産できるようになりました。

CONE CHAIR（コーンチェア）は、デンマークのレストランのためにVerner Panton（ヴァーナー・パントン）がデザインした、コーンを逆さまにしたかたちのチェアです。エレガントなステンレススチール製のベースが、回転機能のついた座面を支えています。座面だけでなく、肘掛けと一体になった背もたれにもクッションが入っており、快適な座り心地です。

深澤 直人によるラウンディッシュ アームレスチェアは、形状はもちろん、どこを触れても丸みを感じられる、板座とは思えないような優しい座り心地のダイニングチェアです。丸みのある大きな背板と座板は体をすっぽりと包み込み、座る人に安心感を与えてくれます。

ママ・ベアの愛称で知られる1954年発表のCH78 MAMA BEAR CHAIR（CH78 ママベアチェア）。