■クラシックターンテーブル"Stir It Up"のアップグレード版であるStir it Up Wirelessが発売 フロントマウントのヘッドフォンポートにBluetooth機能とボリュームコントロールを追加。
若いアナログユーザー層に利便性を提供します。
また接続を簡単にするために、ユーザーはStir it Up WirelessとHouse of Marleyのデュアルペアリング対応スピーカーを組み合わせて、最大10メートルの範囲でレコードの音を楽しむことができます。
ユーザーは簡単にセットアップを拡張でき、独自のハイエンドアンプを使用するか、リムーバブルカートリッジを交換して、多目的なリスニングエクスペリエンスが体験できます。
■竹、REGRINDシリコン、REWINDファブリック、リサイクルプラスチック、リサイクル可能なアルミニウム合金など使用
■Bluetooth機能、シンプルなペアリングボタン、オンボードのボリュームコントロールにより、スムーズな接続と高品質のパフォーマンスを実現。
■45 RPMと33 RPMの両方の速度で回転し、交換可能なAudio-Technica AT3600Lカートリッジが付属。
■内蔵プリアンプ、3.5mm Aux Out、RCA（Phono / Line）機能。
■ベルトドライブは、ビニールを保護し、音楽を便利に一時停止するオートスタート/ストップ機能を備えています。
デザインも音質も、お値段以上。
Bluetooth対応レコードプレーヤー 生活空間を彩るスタイリッシュな意匠が印象的。
アームを動かすだけで自動再生する、初心者に優しい設計も素晴らしく、リビングでカジュアルにレコード再生をトライしたい方にうってつけだ。
感心するのは、デザインだけでなく音質も本格的であること。
マーカス・ミラーの新譜「レイド・ブラック」では、グルーヴのあるリズム感を持ち低域も出してくるベースを表現しつつ、全帯域とも緩んだ表現にならない。
音像や空間表現もとても鮮明だ。
音質を上げても音滲みが少ないのも特筆したい。
Bluetooth対応となりワイヤレス再生も可能。
ケニー・バレル「ミッドナイト・ブルー」をBluetoothスピーカーと組み合わせて再生すると、想像以上にダイナミックな表現と、リアルなギターとベースが感じられる。
Bluetoothヘッドホンでも、色艶の良い中高域に実体感あるサウンドを満喫した。
最小限システムでここまで性能を発揮できるとは驚いた。
デザインから音質まで価格以上の魅力を感じる、素晴らしいレコードプレーヤーだ。
アナログレコード人気が再燃する今、こんなプレーヤーを導入してどんどん良い音楽を聴いてもらいたい。
文：土方久明 ※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。