カリュアド・ド・ラフィット

小規模ながら高品質なワインを造るシャトー。彼らの醸造にかける手間暇は有名シャトーにも劣りません。こちらは古樹のメルロとカベルネ・フランで仕立てる1本。バイヤーも太鼓判を押す、ポムロルの隠れたボルドーワイン。熟成により果実味と酸、タンニンが三位一体となったバランスの良いスタイルです。

メドック格付け第一級、左岸の王者と讃えられるラフィットのセカンドワイン。ラフィットの畑で収穫されるブドウのうち、ファーストに使用されるのは僅か約3割、その残りをさらに厳選し約4割がこちらのセカンドに使われるという贅沢な造り。ファーストラベルを思わせる優美でクラシックなスタイルを見事に表現した逸品。

フランス・パリの歴史あるレストラン「ル・タイユヴァン」。ソムリエやバイヤーが蔵元に直接出向いて試飲し、優れた樽のワインだけを買い付け、タイユヴァンのために瓶詰がされたワインが「コレクション・タイユヴァン」です。フランス南西部のカオールで、マルベック100%にこだわったワイン造りを行うワイナリー。芳醇な果実のアロマが溢れる、濃密ながらもエレガントな仕上がりです。

マルサネ・オー・シャン・サロモン・ルージュ

長野県小諸市の城下町の中にある小規模なワイナリー、アン・ワイナリー。こちらは信州小諸にある契約農家のリンゴのみで仕立てる辛口シードル。紅玉、しなのスウィートをはじめとした3種類以上のリンゴをブレンドしており、爽やかな酸味と発泡が特徴です。和食やデザートなどと合わせてお愉しみ頂けます。2018年ヴィンテージではフジ・シードル・チャレンジ2019で金賞を受賞する等、高い評価を受けている1本です。

スペインワインを牽引する名生産者、トーレスが欧州の伝統と技術を用いてチリで手掛ける造り手。こちらはチリの銘醸地セントラル・ヴァレーで採れるソーヴィニヨン・ブランを使用しています。軽やかな口当たりとキリっとした酸が心地良い仕上がりで、お寿司や魚介のカルパッチョなどと好相性です。

シャトー・デュクリュ・ボーカイユ

近年入荷困難を極めるカリフォルニアの造り手。「レ・パヴォ」はフランス語で「ポピーの花」を意味し、ワイナリーのロゴにも使われている花です。こちらはワイナリーのフラッグシップキュヴェ。同名のブドウ畑で栽培されたブドウから造られ、テロワールを映し出したエネルギッシュなスタイルです。

1626年に創業し、4世紀13代に渡って歴史と伝統を育んできた、アルザスきっての名門。こちらは、ガイスベルクとオステルベルグという2つのグラン・クリュから造られるキュヴェです。8代目フレデリック・エミール氏に敬意を表し、その名を名乗るのにふさわしい品質のブドウが収穫できた良年にのみ造られます。美しい酸とミネラル感の強い個性が特徴。過去には750mlがノーベル平和賞の祝いの席で振る舞われたこともある、世界的に広く知られている逸品です。

フランク・フェラン

サンタ・リタ・ヒルズ ピノ・ノワール